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ぎんがろ

今月末、雑貨団シアトリカル・プラネタリウムの31作目、「ギンガロメダ」が平塚市博物館にて公演となります。

 
天文学的なテーマとしては、アンドロメダ銀河と天の川銀河、そのほかともかく銀河について、ざっくりとお伝えしたいと思います。
 
とはいえ、そんなに真面目なことは起こりません。
 
いつもの通りです。
 
この「いつもの」という感じを伝えるのはとても難しいです。
 
何度も観てくださった方々には「あー、あのいつもの」と思っていただけるものでも、はじめての方にこれを伝えるのはとっても難しい。
 
雑貨団は、天文学、プラネタリウム関係で活動する組織や人々の中でも、特に「雰囲気」を大切にしようと意識しているチームです。
 
宇宙の素晴らしさを伝播するであるとか、天文学の一般への普及であるとか、そういうことは二の次で、「プラネタリウムって楽しいところ」とか、「あの科学者って俺的にはこんな感じ」とか、そういう雰囲気をいい方向に印象づけたい、そういうことを任務に考えているのです。
 
 
僕は雑貨団ではシナリオも担当していますが、かつては僕も決め台詞で伝えたいことがありました。
「愛と平和」とか「戦いと友情」とか「努力と勝利」みたいなものを、口に出して言わせていた。
だけどこのごろは、ここで、この台詞を言わせるためにこの作品は存在するッ!なんてことはあんまりありません。
 
むしろ、80分の舞台なら、80分をたっぷり使って、その時間、その空間、その使い方で「雰囲気」をお伝えできたらなと思います。
 
だから、この雰囲気を説明するのにはどうしてもプラネタリウムで80分が必要になります。言葉で言えるなら、それを言っちゃえば、別にプラネタリウムで演る必要がないからです。
 
 
先日観に行ったよそ様の舞台は、ラスト近くで、登場人物が思いのたけを吐露するのだけれど、観ていて本当に辛かった……。別に言わなくても伝わるのに、どうしてすべて言うのだろう。しかも全員(10人くらい??)。
 
「悪い舞台とは椅子に座らされる拷問である」とは、大学時代の恩師の名言ですが、雑貨団もまだまだ拷問の部類に入ることでしょう。人に拷問を強いることがないように、もっとがんばっていきたいと思います。

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